穏やかな日々を取り戻せたと思っていたのに/境界をこわすことに何の意味があるのだろうか/突っ走るだけで救われてきたんだ/いつになれば自分だけで判断して貰える?/手をのばそうと思うだけで私は精一杯だ/たすけを呼ぶことも忘れたぼくをあなたはたすけてくれますか/その闇に溶けこむ色は喪服なのですか?/さようならと微笑む彼岸の住人/過去に苦しむこともなく、彼は/そしてまた私はそれをひとつの物語にして彼らを葬るのである
(06 )(京極堂 10)


俺が生きてんのもまた俺の我が儘だ/白銀の世界に血の雨が舞う/死に様なんて考えんなよそんな暇あったら生きてくれ/この黒の服と刀、ああ俺たちは死神だ/大切なものなんて/浮かんで消えて、そうしてまた俺は同じものをつくりだす/もうひとりじゃないんだ/理由なんていらないんですよあんたなんかに/とにかく変わらないでいて欲しいなあ/わたしは元気にしています
(06 )(銀魂 10)


こんなにもあなたは幼く/静かな時の流れで待ついつか俺が死ぬ時/その掌であなたはどんなに重いものを抱え込んできたの/雪にも似た純粋の白にはおおよそ不釣り合いなんだよおまえの闇は/僕は見守ることしかできずに/何故僕は気がつかなかった?/別れの時がきた/俺の罪が狂うことなく裁かれればいいが/泣いたって救われねぇならそんなこと無駄だ/自ら自分に重い枷を鎖をそして全てを突き放し
(06 )(ムヒョロジ 10)


や やっぱり、
ま 曲がりくねってたどりついた先に
な 泣きすがることさえできない私は、
か 神様、ああどうかあの子を
い 行ってしまうあなたに手向けの花を
の ノイズ
(05 )(山中いの)


な 泣いて悔やんだってどうにもならないけれど
ら 楽して生きれりゃいいもんだ
し 死ぬことなんて知りたくはないが
か 考えてみても最近、
ま 窓の外では俺を呼んでるやつがいる
る √
(05 )(奈良シカマル)


は はじまりは悲しいものだった
た 確かめあうこともできやしない
け けじめをつけなければいけないのかなあ
か かじかむおまえの手を暖めてやりたいと
か 烏も家に帰っていきます、
し 静かな夜の世界にひとり引き込まれ
(05 )(はたけカカシ)


う 生まれたことを後悔したこともあったさ
ず 頭上からふりそそぐ太陽の光
ま まってくれどうか
き 消え去ってしまうあの日の思い出
な 為すすべもなく、ただ立ちすくんだ
る 流浪
と 閉ざされたこころをいつか
(05 )(うずまきナルト)


げ 幻想の光に
つ つきすすんでいくのも嫌になってきた
こ 氷のような心が自分にあれば、
う 泡沫の闇に溺れ果ててそれから
は はやまることもないのだろう(ただ、そのままただようように)
や やがて死ぬんだいつか堕ちていくんだ
て 手をのばしても何にもとどかないなんて、そんなこと
(05 )(月光ハヤテ)


う 潤んだその眼をいつまでも忘れることができなかった
ち 近すぎてもいけないんだ
は 破滅の方法をだれかおしえてくれよ
さ 指図されるすじあいなど、おまえにはないはず
す すぐにでも楽になりたい
け 消してくれ過去も俺の血も全て
(05 )(うちはサスケ)


は はじめてのわかれ
る 瑠璃色した瞳に映るあの人
の 残された想いはどうすればいいの
さ 魚のように水の中だけですごせたら
く 苦しみも悲しみも夢も想いも何もかも
ら 螺旋階段に終わりなく
(05 )(春野サクラ)


ひ 陽のあたる場所にも行けない
ゆ 夢かと思うほど
う 生まれた時から、そう
が 画像の乱れ
ね 願いなんて届くこともないだろう
じ 地面にはいつくばり、泥にまみれ血にまみれ
(05 )(日向ネジ)